チェンバロ製作家の 久保田彰さんによって、作られました!
J.S.バッハ :
平均律クラヴィーア曲集第 1 巻より
第 1 番 プレリュード ハ長調 BWV 846
プレリュード、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV 998
W.バード : パヴァーヌ ソールスベリ伯爵
J.P.スウェーリンク :
大公の舞踏会
愚かなシモン
H.パーセル : 組曲 1 番 ト長調
F.クープラン : 神秘の障壁
J = H.ダングルベール : 組曲 ト短調より パッサカイユ
フォルクレ : ジュピター
***以下引用***
2018 年春、地元八ヶ岳産の樹齢 110 年のカラマツから、ヨーロッパの宮廷
文化を象徴する楽器「 チェンバロ 」が誕生しました。
カラマツは全国有数の森林県・長野県の代表的な樹木です。八ヶ岳高原音
楽堂でも主な木材として使用され、その建築美を印象付けています。
また昭和 40 年に 33 万本のカラマツの植林からはじまった「 八ヶ岳高原海の口自然郷 」にとって、カラマツは 50 年以上に渡る自然郷の開発・育成の原点であり、八ヶ岳の主峰赤岳を正面に見据え数キロにわたり続くカラマツ並木は、リゾート全体のシンボルとなっています。
そして、春の芽吹きから、夏に向けて深みを増す緑色、八ヶ岳イエローの
名で知られる秋の黄葉、冬の霧氷・・・、カラマツは、まさに八ヶ岳高原の四季を象徴する樹木ともいえます。
チェンバロは、16 世紀から 18 世紀にかけて、ヨーロッパの宮廷社会で流
行し、バッハ以前の音楽「 古楽 」の代表的な楽器として知られ、時代を超えて愛され続ける、繊細な美しさをたたえた楽器です。
森に囲まれた音楽堂。森から生まれた楽器。そこで奏でられる、海と時代
を越えてきた音楽。
その大自然が織り成す音楽物語は、現代社会が直面する環境問題や、職人文化の継承といった様々な課題に対するメッセージであり、私たちが掲げてきた「 自然と人と文化の共生 」という理念にも通じる取り組みとして、大人はもちろん、子どもたちにも気軽に参加できるコンサートを実施継続していきたいと考えています。
***引用おわり***
心に風が吹き込むような、とても素敵な場所でした。
八ヶ岳高原音楽堂は、「JR野辺山駅」からシャトルバスがでています。
東京方面からの場合は、新宿駅で 「特急あずさ号」に乗り、小淵沢駅にて、JR小海線(かわいい電車です!)に乗り継ぎをして、野辺山駅までお越しいただけます。
トータル2時間30分ほどかかりますが、特急は快適ですし、素晴らしい景色や、おもちゃのような電車にも乗れて、とてもたのしい旅でした!