Titus Crijnen 製作のチェンバロ！

スペイン サラゴサに工房を持つ Titus Crijnen氏のチェンバロ(タイプ:1624年リュッカース ラヴァルマン) にやっと対面することができました！3年近くかかったのですが、今まだ夢のようです！
かやのさん、深町さん、本当にお世話になりましたm(_ _)m

これから自分の楽器でたっぷり練習ができるのがとても嬉しく、残り一年の学生生活ですが、楽器をじっくりさらうことはもちろん、楽器を弾いてない時間も勉強時間として有効に使えるように(今まで上手く時間配分出来なかったので)工夫したいと思います。来年卒業してからは自分自身で勉強を続けていく事になりますが、そのための土台(の更にベース部分....)を正しい方向で築けるような一年にしなければ、と強く感じています。もう遠い過去のようですが私立中高大に通わせてもらって更に芸大に進学し、このように楽器も購入したために、予定よりも数百万私の教育費は多くかかってしまい、頭が上がりません。これから大学院や留学でさらに何年かまた教育を受ける事は現実的に難しい状況なので、尚更、勉強の方法と練習に関して工夫と努力をしていきたいと思います。

さてこの試験期間、なかなかハードだったのですが、今日までで10人以上伴奏させていただき、一人一人の濃い音楽と、好きなものに注ぐたっぷりの愛情を感じてたくさん刺激をもらいました。うえの人に気を使いすぎて神経をすり減らしてつまらない事に悩んだり、無気力で立ち止まってる暇があったら、大好きな友達の心のこもった音色を思い出して本気で音をださなきゃと思っています。この春休みはバイトと練習のために時間を使いますが、いくつか演奏会にも参加させてもらうので、また気持ち新たにしっかり弾いていきたいです。

ひとまず、健康で勉強できることへの感謝を忘れず、ちょっと異変があったらすぐ病院を予約するくらいの余裕を持って、明日からも前向きに努力を積み重ねていきたいと思います。