私は、2013年~2019年度まで、藝大の課外活動(サークル)の1つである「東京藝大バッハカンタータクラブ」に所属していました。
ここで得た経験、人脈、思い出の1つ1つは、本当に、私の人生の大きな宝ものであり、今日を生きる糧です。
もし、バハカンのない20代を過ごしていたら・・・、こんなにたくさん仲間もできなかったと思いますし、通奏低音の弾き方も、永遠に少しも分からないままだっただろうし、まったく今とは別の自分になってしまってたはずです。
バハカンと共に藝大生活を過ごしてこれた事に、心の底から感謝しています。
今はコロナのせいで、現役生たちは、約1年半も活動できていないそうです。かける言葉が見つかりません。ですが、いつまでも、バハカンで学ぶ後輩たちを応援しています。
この「バハカン」に、私と同時期に所属していた星野文緑くんが、今回、ステキな仲間を集めて、夢のようなコンサートを企画してくれました。
以下にメンバーを紹介させてください。
ソプラノ 日野祐希さん
テノール 星野文緑くん
バリトン 黒田祐貴くん
フラウト・トラヴェルソ 丁 仁愛さん
ヴァイオリンⅠ・Ⅱ 遠藤結子さん/門倉佑希子さん
ヴィオラ 春木英恵さん
チェロ 稲垣真奈さん
チェンバロ 山下実季奈
演奏会の数日前まで、各自がそれぞれの場所で、想像力を使って練習をし、前日に全員で合わせを行いました。
また、窓があり、比較的広いスタジオをお借りする必要があったので、中野にある「スペース415」(管理:芦野豊さん)を使わせていただきました。
感染対策を行いながら安全にリハーサルを行えてよかったです。
この写真はリハーサル時のものです。撮影時マスクをはずしています。
左から、星野くん、山下、日野さん、稲垣さん、黒田くん。
当日は、これまでたくさん合唱つながりでお世話になっている、フォトグラファー 山口 敦さんに撮影をしていただきました。
チェロの無伴奏組曲、そしてフルートソナタ、ヴァイオリンソナタ、、、
このようにだんだん編成が豊かになるプログラミングでした。
修士課程1年に在籍していて、モダンはもちろん、バロックでも活躍されていて、勉強熱心でアンサンブルでの注意力もピカイチで、、、
本当に素晴らしい奏者です。
とってもキュートなのに、とても頼りがいのある縁の下の力持ちパワー炸裂で、今回もたくさん助けられました。
真奈ちゃんありがとう♡
オフショットも載せちゃいます。
本当にありがとうございました!
またいつか必ず、バッハをみんなで演奏しようね!!