今回は、上野から2時間ちょっとのいわき駅近くにある「アリオス」という文化施設にて開催されたのですが、ここは珍しい16フィート弦付きのマティアス・クラマー作のジャーマンチェンバロと、一段鍵盤のフレミッシュチェンバロを所有されているホールです。これらのチェンバロに触れる事をとても楽しみにしていましたが、特にジャーマンは予想を超えた響きの素晴らしい楽器で鳥肌が立ちました...!!
今回は制作の熊谷先生のお手伝いも少しさせていただいたのと、また講座ではレッスン補助として受講生の試奏に立会い、人によっては奏法に関してワンポイントレッスンを行い、演奏だけでは得られない勉強を沢山させていただきました。(本番前夜に3時まで作業してたのは人生初でした)
大塚先生とのジョイントコンサートでは、パルティータ2番を演奏し、冒頭シンフォニアと、カプリッチョには16フィートを使用して結構思いっきり弾かせていただきました。今回の貴重な経験をさせて下さった先生方、熱心な参加者...の皆さん、素晴らしい楽器を入れて下さったホール担当の足立様、そしてお世話になったスタッフの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
今週は、合唱団の定演でピアノの本番から始まり、モーツァルトミサ曲のコンティヌオ(オルガン)、青学チェンバロコンチェルト、それと16フィートチェンバロ、と少し刺激的な本番が続き緊張感もありましたが、充実感とともに終えられてホッとしています。
明日からはしばらく暇になりますが、譜読みと練習をさぼらずに頑張らなきゃ。。。