リハ回数も、本番の日のゲネも、基本的に最小限しかなかったので、スリリングでタフな本番でしたが、オーボエ、ヴァイオリン、歌が次どう来るか予想しながら弾いている感じは、対話しているようで、今までにないアンサンブル経験でした!!とっても楽しかったです!!
18世紀のアメリカでは、東海岸ではパーセル、ヘンデルなどがよく演奏され、また、The Tuesday Club というクラブのメンバーによって作曲されたオードもたびたび演奏されていたようです。このクラブのメンバーは音楽に関してプロではなく、愛好家の人たちが創作と演奏を行っていたようです。それゆえ、楽譜には間違いが多く、また、少し作曲して補わなければ曲として弾けないものもいくつもありました。
やっぱり古い街、古い建物は素敵です。
清水寺が1600年ころ、江戸初期の建造物、自分にわかりやすく解釈すると西洋音楽のバロック初期、モンテヴェルディなどの時代の建物であったことに初めて気づきました。
”1600年”、というワードは、自分にとって、文献を読んだりしている中でしか用いられない言葉だったので、そんなものが日本にまだ残ってるなんで信じられませんでした。また、清水寺の敷地内はすごく混雑していたのですが、常に携帯を握りしめてセルフィーを取ってる人たちは、何を見て、感じにきてるんだろうか、としばらく考えてしまいました。楽しみ方は人それぞれだと思うのですが、せっかくこんなところまで来たのにもったいない・・・って私だったら思ってしまいますのです。本当に素晴らしい所でした。
また、アメリカの子たちとお豆腐、お抹茶を一緒にいただく事が出来、リラックスしたひと時を過ごすこともできました。
ご来場くださった方々、本当にありがとうございました!!